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書籍でつまずいた人へ──Swift Playgroundsが開くプログラミングの新しい学びの扉

「よし、プログラミングを始めよう」と思って本を買ったのに、数ページ読んだだけで机の上に積んでしまった…そんな経験はありませんか。変数とは何か、型とは何か。順番に説明されていくのは理屈として正しいのですが、学び始めたばかりの人には「で、これで何ができるの?」という疑問が先に立ってしまいます。

これはまさに 知識駆動型の学習。カリキュラムに沿って体系的に知識を積み上げていく方式です。深く理解するには欠かせないのですが、動くものが見えないうちはモチベーションが続きにくいんですよね。

Playgroundsとの出会い

そこでSwift Playgroundsを開いてみると、世界がひっくり返ります。本では知識から始まったのに、ここではいきなりキャラクターが登場し、moveForward() と命令を打つだけでスッと動く。宝石を拾ってくれる。もうそれだけで「おお、動いた!」と楽しくなってしまうんです。

これは典型的な モチベーション駆動型の学習。最初に「動かす楽しさ」を体験させてくれて、「もっとやりたい」という気持ちを自然に引き出します。

遊びの中で生まれる学び

命令を何度も書いていると、「これ、同じこと繰り返すの面倒だな」と思い始めます。そのときに登場するのが、for文やif文といった仕組み。必要だと感じた瞬間に、それを解決する方法が提示される。

つまり「先に知識を押し付けられる」んじゃなくて、「やりたいことがあって、そのために学ぶ」流れになるんです。だから無理なく覚えられるし、自然と頭に残る。これがPlaygroundsの魔法です。

キーボードすら必要ない環境

もうひとつ驚いたのは、iPad一台で完結すること。キーボードがなくても平気なんです。画面下に命令が並んでいて、指でタップするだけでコードが入力される。

初心者がよくつまずくのって、タイプミスとかスペル間違いなんですが、Playgroundsではそういう「余計なストレス」がほぼゼロ。気持ちよく「動かす楽しさ」に集中できるんです。

遊びが基礎を育てる

宝石を集めたりスイッチを押したりして遊んでいるうちに、いつのまにか変数や関数、ループや条件分岐といった基本が身についていく。気づけば本格的なプログラミングの入り口に立っているんです。

「勉強しよう」と身構えるんじゃなくて、「遊んでたら理解できてた」。そんな体験を味わえるのがSwift Playgroundsの最大の魅力です。

モチベーションと知識、両輪で進む学び

ここまで読むと「じゃあ本はいらないの?」と思うかもしれません。でも実際には、Playgroundsで楽しさから入って、そこで芽生えた好奇心を持って本に戻ると、知識がスッと頭に入ってきます。

駆動の学習も活きてくる。遊びと体系、それぞれの良さを組み合わせることで、学びはぐんと深まります。

まとめにかえて

もちろん書籍も役に立ちます。知識を体系的に整理するには欠かせません。でも、そこにたどり着く前に挫折してしまう人が多いのも事実。だからこそ、最初の一歩を楽しく踏み出せるSwift Playgroundsの存在は大きいんです。

もし本でつまずいた経験があるなら、まずはSwift Playgroundsを試してみてください。そして「楽しい」という感覚を手にしたうえで、もう一度本を開いてみてください。退屈に見えた内容が、今度はきっと「知りたいこと」に変わっているはずです。

私自身も、Playgroundsを使った学びの様子をXでライブ配信しています。気になったらぜひ一度のぞいてみてください。