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山手線を、1駅ずつ歩いてみた記録 〜行き先を決めずに歩いた、山手線1駅1散歩チャレンジ 〜

山手線を、1駅ずつ降りて歩いてみました。

自分で作った Apple Watch アプリ Wherewalk を使って、 「1駅ごとに、駅から1つの目的地まで歩く」 そんな小さな旅を重ねていくチャレンジです。

これはその記録です。

各駅で感じたことを、 当時 X に投稿したリプライと一緒に並べています。

よければ、 電車に乗っている気分で読んでみてください。


1駅目:東京駅

スタート地点としての東京駅

「東京駅から散歩を始める」というのは、 少し不思議な感覚でした。

何度も来ている場所なのに、 散歩の起点として意識したことは、ほとんどありません。

目的地:和田倉噴水公園

最初の目的地として向かったのは、和田倉噴水公園。

東京駅のすぐ近くなのに、 少し歩くだけで、空気が一気に変わります。

ビルと皇居の境目。 観光地でもあり、日常でもある、不思議な場所。

東京のど真ん中で、 こんなに落ち着いた場所があったとは思いませんでした。


2駅目:有楽町駅

「通過する駅」だった有楽町

有楽町は、完全に“通過点”の駅でした。

映画館や商業施設の印象はあるけれど、 歩いた記憶はほとんどありません。

目的地:銀座の郵便局

向かったのは、銀座にある郵便局。

観光地でも、映えスポットでもありません。 でも、こういう場所のほうが、街の輪郭はよく見えます。

歩いてみると、 銀座は「特別な街」というより、 ちゃんと生活の機能を持った街でした。

銀座は、見る街でもあり、 ちゃんと使われている街でした。


3駅目:新橋駅

一気に変わる街の温度

有楽町から新橋へ。

たった1駅なのに、 街の温度がはっきり変わります。

スーツ姿の人、 飲食店の密度、 「働く街」という輪郭。

麺屋周郷 本店へ

新橋で選ばれた目的地は、麺屋周郷の本店。

ラーメン屋が目的地になるだけで、 散歩は一気に“日常側”に寄ります。

新橋は、 降りる理由が自然に見つかる街でした。


4駅目:浜松町駅

駅を出た瞬間、空が広い

新橋を抜けて、浜松町。

駅を出た瞬間、 街のスケールが少しだけ大きくなったように感じました。

大門方面と、思いがけない光景

目的地は大門方面。

この日は、たまたまパレードの現場に出くわしました。

歩いていなければ、 たぶん一生見ることのなかった光景でした。


5駅目:田町駅

一気に“生活側”へ寄る

浜松町から田町へ。

街のテンポが、また少し変わります。

ドラッグストアが目的地になる

田町で選ばれたのは、 ドラッグストア「セイムス」。

観光地ではない場所こそ、 街の“素”が見えます。

その街で、 どんな店が普通に使われているか。 それだけで、暮らしの輪郭が浮かびました。


6駅目:高輪ゲートウェイ駅

まだ完成していない街

山手線の中でも、 かなり異質な駅です。

新しい。 きれい。

でも、落ち着かない。

有料パーキングと、後ろ髪を引かれる感じ

数分歩くと、昔の風情の建物が見えてきます。 駅前の新しさとの違いが鮮明。

今はまだ、完成していないからこそ、 数年後にもう一度歩いてみたくなる街でした。


ここまで歩いて気づいたこと

東京駅から始めて、 有楽町、新橋、浜松町、田町、 そして高輪ゲートウェイ。

まだ6駅。 それでも、山手線はもう 「移動のための路線」ではありませんでした。

有名かどうか。 観光地かどうか。 それは、散歩の面白さとは関係ありません。

行き先を決めずに歩くと、 街は「消費する場所」ではなく、 「出会う場所」になる。


前編の終わりに

このチャレンジは、 まだ半分も終わっていません。

次は、 品川から先へ。

山手線の続きを、 もう少しだけ歩いてみます。