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いにしえのiOSアプリ「楽タイマー」を呼びもどす : 1日目

プログラマとしてAIプログラミングを意識せざるをえなくなった。
半年くらい前からだろうか、これまでコードレシピ集の書籍やGoogle先生に頼っていた1関数程度のコード生成をChatGPTに聞くようになったのは。

ChatGPTは賢く、この程度の規模のコードならそのまま使えた。便利だなと思った。

しかし少し規模が大きくなると、エラーになるような、そのままでは使えないコードしか吐き出してくれない。それでも、このコードをベースに少し手直しするだけで動くコードになるので便利だった。

さらに大規模なコードや改修になると、もうChatGPTの質問ウィンドウでは無理で、こんなものか。。と勝手にAIプログラミングに限界を感じていた。

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しかし、それから半年ほど過ぎた現在、プロジェクト全体のコードを理解して回答してくれるようなツールも出現し、ツールへ依頼の仕方やプロンプトの書き方のコツも掴めてきた。プロジェクトを理解してくれていると感じられるようになって、今ではAIプログラミングに大きな可能性を感じている。

そして今週、思いたった。
「AIプログラミングでアプリケーションを1つ作ろう」


もしあなたが昔作ったアプリを持っていたら、それをAIの力でよみがえらせることはできるのか?

何か1つアプリケーションを作りきる過程を経ることで得られるものが大きいことは、iPhoneが日本にやってきた頃にiPhoneのアプリケーションを作ったことで身をもって知っていた。それが「楽タイマー」

バスケサークルでプレーしている時に、誰もいない時でもゲームの残り時間がわかるようにと作ったアプリだ。

せっかく作ったのだからと公開してみたら、数万ダウンロードされて思いのほか使ってもらえていた。塾の教室やビリヤードの大会でも使ってもらっていたようだった。ブログ記事やツイートで「楽タイマー」の文字を見ると気分が高揚したのを覚えている。

ただ、仕事が忙しくなるにつれ、iOSのバージョンアップに追従する時間を見つけられなくなっていった。新しいiOSではサポートされないような古いコードとなってしまい、数年前にはサポート外としてApp Storeに表示されなくなった。

新しいiOSのバージョンでも動作するようにアプリの更新を願う声もいくつか見かけていたが、その声に応えることができなかった。そのことは、ときおり思い出されては軽い後悔の気持ちを呼び起こしていた。


今、その後悔を薄めるチャンスがやってきた。
当時のコードもアイコンなどのリソースもどこかにいってしまったが、AIプログラミングのサポートがあれば、新たな「楽タイマー」を生み出せるのではないかと期待した。

先ほどは、アプリを作ることでAIプログラミングの評価ができるような口ぶりで書いてしまった。ほんとうは、自分の中でいにしえのアプリとなってしまったものを、いま一度取り戻すことのほうが重要なのかもしれない。そっちのほうに気持ちの昂りを感じている。


10年以上前に作ったアプリを、今の技術で作ったらどうなるか?――そんな挑戦を記録していく。

これから何日かかるかわからないが、アプリができるまでの過程を書き留めていこうと思う。なぜか、まださほど理解できていないはずのAIプログラミングに対して
感謝の念が湧いているのを感じる。



今日の作業はこれだけだ。

アプリの名前を「ラクタイマー」と決めた。